さて、環境を定めたら、WordPressをインストールします。
Cloud Launcherではない
GCP・WordPressで検索すると、コンソールのCloud Launcherからインストールする方法が多数ヒットすると思います。
確かに、メニューから選択して簡単にインストールできそうです。
しかし、これは、WordPress用にインスタンスを立ち上げるサービスになります。
そうすると、結局二つ目のインスタンスになってしまい、Always Freeから外れてしまいます。
今回やりたいのは、既存のGCEインスタンスにWPをインストールするということです。
(完全に言葉が間違っていたので追記)
GCP(Google Cloud Platform)はGoogleのクラウドの状のサービス諸々ですね。
ですから、GCP・WordPressで検索すれば当然GCP上にWordPressのサービスを立ち上げる方法がヒットするでしょう。
GCE(Google Compute Engine)は、GCPのサービスの中の一つで、IaaS環境を提供してくれているというものです。今やろうとしているのは、そのGCE環境の中にWordPressをインストールする、ということなので、GCE・WordPressで検索すべきです。そうすると、もう少し違う情報も出てきます。
GCEへのMySQLインストール
さて、WordPressをインストールするとなると、必要なのがMySQLです。
方法としては、外部に接続する方法も「あり」かとは思います。
元々さくらレンタルサーバに環境作ろうとしたくらいですので、さくらのDBに繋ぎに行ってもよいわけです。
しかし、ここは、怖いもの見たさで、GCE内にMySQLもインストールします。
そして、ここでも、GCPコンソールから「SQL」という魅力的なアイコンが見えます。
これをクリックすると、簡単にMySQLがインストールできそうです。
しかし、これも、データベース用のインスタンス立ち上げサービスです。
あくまでも、既存のインスタンス内にインストールしたいので、これは使用しません。
MariaDB
そこで、一番参考になりそうなのがこちら。
https://qiita.com/mekabuko/items/d0ef4492f60e40f84f84
そして、MariaDBという名前が気になりつつ、MySQL入っていないかなと思って、mysqlを叩いてみました。
$ mysql
The program ‘mysql’ can be found in the following packages:
* mysql-client-core-5.7
* mariadb-client-core-10.0
Ask your administrator to install one of them
出た、mariadb。MariaDBって何?
基本情報はググれば分かるとして、最近は利用が伸びていて、PL/SQLに対応し始めた、というのが趣深いですね。
ということで、Mariaをインストールすることにします。
上記では、yumでインストールしていますが、こちらの環境はUbuntuなので、sudo apt-get install mariadb-server。
インストール成功しましたが、こちらと同じ状態になっています。
https://jyn.jp/ubuntu-16-04-mariadb-password-bug/
書いていただいている対応により、接続できるようになりました。
いったん休憩にします。