Magentoのサンプルのホームページはアパレル業的なサンプルになっていますが、これを飲食業的なサンプルにしたいと思っています。しかし、なかなか思うようにいきません・・・

1.やろうとしていること

サンプルのトップページにあたる

http://example.com/magento/ (magentoはインストール時に指定)

これが、通常ベースURLになります。そして、ここに表示されているのは、アパレル業的なサンプルデータです。

今後の勉強用にこれはこれで残しておきたいのですが、できれば、アパレルサンプルはベースURLではなく別のURLにして、ベースURLで表示される内容を飲食業向けにしたいと思っています。

ただ、このベースURLで表示される内容のカスタマイズすら、どこから行うか分かりませんので、それは置いておき、まずは、とにかく飲食業向けホームページを作ることを目標とします。

2.ウェブサイト、店舗、ストアビューを作る

最初の基本は、ウェブサイト>店舗>ストアビュー の構成です。
https://docs.magento.com/m2/ce/user_guide/stores/websites-stores-views.html
http://jqinglong.wp.xdomain.jp/magento-open-source-user-guide/getting-started/configuration_configuration-basic/stores_websites-stores-views/

今イメージしているのは、この飲食業向けに、標準のウェブサイトとは別のウェブサイトを作ります。
その下に、店舗を複数作ります。ストアビューは、通常複数言語対応用に使用されるようですので、これは各店舗1ストアビューとします。

https://docs.magento.com/m2/ce/user_guide/configuration/scope.html
http://jqinglong.wp.xdomain.jp/magento-open-source-user-guide/getting-started/configuration_configuration-basic/stores_websites-stores-views/configuration_scope/

3.商品を作る

次に商品を作ろうとしますが、いくつか、前提知識が必要です。

まず、最初に選択する必要がある、属性セットというものがあります。
これを選択することにより、商品として登録する属性の内容が切り替わります。
例えば、服にはサイズという属性があるが、カバンにはサイズという属性はない、というような形です。

そして、サンプルとして登録されている属性セットはアパレル用のものなので、料理用の属性セットを作成します。
例えば、ピザという属性セットを作成します。

しかし、実は、それよりも前に把握しておくべき内容があります。それは、商品には商品タイプというものがある、ということです。
https://docs.magento.com/m2/ce/user_guide/catalog/product-types.html
http://jqinglong.wp.xdomain.jp/magento-open-source-user-guide/catalog/catalog_product-create/catalog_product-types/

例えば、ピザの場合は、一種類のメニューに対して、サイズという考え方があると思います。
そのような複数バリエーションを持つ場合は、Configurable Productを指定して、新規商品の追加を行います。
商品タイプは見えるようになっておらず、そのまま新規商品画面に遷移できるので、最初は分かりませんでした。

4.ページを作る

では、いよいよ、コンテンツ>ページ から、この飲食業ウェブサイト用のページを作ります。

ページのタイトル等を入力して、デザインを決めて、コンテンツを作成します。

で、ここが今日の本題なのですが、なかなか思うように表示がされないのです。

コンテンツのエディタとしては、ビジュアルに色々できます。
一番基本は、ウィジェットの追加という方式かと思います。
例えば、静的ブロックの挿入ということができ、そこで、サンプルとして用意されているブロックを挿入することは簡単です。
しかし、それではアパレルの商品が表示されてしまうので、ピザを表示させようと思います。
例えば、商品一覧というウィジェットタイプがあるので、それを選び、商品の条件として、属性セットがピザと等しいもの、という指定をします。
しかし、表示されません。
何が悪いのやら、となります。

5.SQL解析を始める

ここで、ユーザガイドを丁寧に読み始めるというのが王道かと思い、だからこそユーザガイドの和訳を始めたわけですが、そう簡単に把握はできなそうです。

むしろ、実行されるSQLを解析した方が、原因にたどり着くのは早いのではないかと思い、そちらからのアプローチに切り替えました。

その話は明日に続けたいと思います。

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