JSTQBのシラバスは公開されています。
http://www.tsutaya.co.jp/works/20167078.html

別に試験なんか受けなくても、読んで理解すれば良いのですが、そのモチベーションを持つ人はそんなに多くはない気がします。
モチベーションとは、私が思うのは、目指すべき姿と現実との差。
普通に仕事していて、若い頃からテストもしていて、その人なりにココまでやればよいという基準もできてきて、さらに勉強してココを目指そうという目標を持てる人はあまりいないのではないか。
それに対して、試験勉強を受けるとなると、試験に合格するという目標ができますから、ちょっと問題を見てみて試験合格という観点では難しいという現実を認識すると、勉強のモチベーションが湧く訳ですね。
で、勉強していくと、なるほど、という観点が意外とあちこちにあったりして、まあ、面白くなることもある訳です。

さて、試験では、レビューの分類ということが出題されます。
・非公式レビュー
目的:金や時間をかけずにある程度の効果を出すこと
・ウォークスルー
目的:ソフトウェアの内容を学習、理解し、欠陥を見つけること
作成者が進行を主導
・テクニカルレビュー
目的:ディスカッションすること、判断を下すこと、他の方法を評価すること、欠陥を見つけること、技術的な問
題を解決すること、仕様や規則に準拠していることをチェックすること
・インスペクション
目的:欠陥の発見
経験を積んだモデレータ(作成者ではなく)が進行を主導

試験勉強からは外れますが、レビューをする際にも、新規作成の場合と派生開発(by 清水さん)の場合では、観点が異なると思います。
どうもレビューしてもな・・・、と感じる原因の一つはその辺かなと。
あと、こちら
http://blogs.itmedia.co.jp/morisaki/2009/07/731-c8f1.html
で、一つなるほどと思ったのは、「どのようなエラーをレビューで指摘しておけばテストがラクになるのか」という観点。
ちょっと聞いてみたかったですね。

「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意
清水 吉男
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