自転車についてはやはり書いておかざるを得ない。

1.日本

最近の日本の状況はどうなんでしょうか。
東京では一応順調に増えているように感じます。
個人的には渋谷区が入ったのが嬉しい。
あとは、中野区、豊島区も頑張れ!
ドコモ・バイクシェア
https://www.d-bikeshare.com/
docomo

ソフトバンクとセブンイレブンが組んだHELLO CYCLINGは、アナウンスされてから大分時間がたっているように思いつつ、あまり見かけないような気がしますが、マップを見るとまあまあ展開されているのですね。今度乗ってみます。
https://www.hellocycling.jp/
hello

メルカリのメルチャリも話題になったと思ったらその後音沙汰なく、部分的に始まりつつある、という感じでしょうか。
https://merchari.bike/

個人的には、シェアサイクルに興味を持つきっかけとなり、わざわざ乗りに行った金沢のまちのりにも引き続き頑張ってほしいと思っています。
kanazawa

2.ニューヨーク

今回、ニューヨークでcitybykeに乗ってきました。
一つの特徴として、手続き的に借りやすいです。クレジットカードのみで手続きが完了します。
かなり広まっていると言ってよく、マップを見ても万遍なさが分かると思います。
Screenshot_20180810-045019_Citi Bike
日本も増えてきていますが、自転車用レーンが整備されているのも強いです。
最初に乗った自転車は無段変速というのでしょうか、よくあるタイプと同じで右手側のグリップを回すのですが、3段階とかではなく、回した分だけギアが変わるような動きが面白かったです。
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(この写真では分からない・・・)
ところが2台目以降は普通の3段変速で、自転車もバラバラなんだというのも新鮮でした。

ちなみに、私は身長181cmですが、1台たりともサドルを下げずに乗れた自転車はなかったというのはちょっと悔しかったです・・・
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(栄光のプラザホテルの前にも山ほど・・・)

また、他のレンタル業者もいっぱいいました。
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3.ワシントンDC

ワシントンDCでは乗りませんでしたが、一応ありました。感覚的には東京と同程度という感じでしょうか。
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4. 北京

中国式は何と言っても乗り捨て式。現在は三国時代のようで、オレンジ、黄色、青の自転車が街中にあふれています。
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自転車用レーンもかなり整備されています。
今回オレンジのモバイクは北京在住の友人に支払ってもらって乗り、黄色のofoには自分のお金で乗りました。ただ、これは準備不測のためにちょっと苦労しました。
ofoはクレジットカード決済ができるのですが、手続き完了のためにはSMS認証が必要です。しかし、今回通信専用SIMしか持っていかなかったので、SMSが受けられませんでした。事前に国内で認証通しておけばよかっただけなのですが、やっちまったなと諦めかけましたが、先ほどの友人が裏技的なサービスを押してくれました。WeChat上で色々なサービスが展開されているのですが、その中にSMSを代行で受けてくれるサービスがあるのです。おかげで手続き完了して、自転車を満喫できました。

5.自転車以外のシェア

もう一つ書いておきたいのは、このような形でシェアされているのは自転車だけではないということです。
6月に行ったシンガポールでもありましたが、ワシントンDCでは、LimeBikeとBIRDの電動キックボードが目立ってました。
https://www.li.me/
https://www.bird.co/
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この辺も知っていればアプリダウンロードしておく等準備ができたのですが、とっさに手続きができずに残念ながら乗ることはできませんでした。
しかし、6月に行ったシンガポールでもこれはありましたし、より手軽ということで広がる可能性はあるのではないかという気がします。

さらに、中国ではオートバイ的なものもシェアされていました。
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mebikeなんていう、冗談で所みたいな名前ですが、意外と置いてありましたし、乗っている人もいました。これはコストに見合わないのでは、という気がしますが、そう考えると日本の自転車が電動自転車なのは、なかなかすごいですね。高くても仕方ないか。ただ、東京では、あまりに坂だらけなので、電動は必須だなと思います。

7.まとめ

中国ではこの業界は経営危機だという話も出ているようですが、ここまでのインフラを作り上げた経験は強いなと思います。少なくとも道路を変えてしまいましたから、もう少し収益の良いモデルもどんどん出てくるのではないかと思いますし、キックボードの次の乗り物も見てみたいです。

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