本日、我的少女时代の日本語字幕版「私の少女時代」を見てきました。
http://maru-movie.com/ourtimes.html
この映画、30代40代の中国語学習者は、必見だと思います。
まず、時代にのめりこめます。40くらいの女性の回想という設定ですが、
・ビーバップハイスクール的な不良少年
・内田有紀、酒井法子
・ポケベル世代
・卒業ノート(私の時代はサイン帳と言っていましたが)
・缶ペンにアイドル写真(缶ペンという言葉は今生きているのでしょうか??)
といったシーンになごまされます。
(思い出したら追記していきます)
・ローラースケート
・MCハマー
・カセットテープ、ラジカセ
中国語も、私はまだまだですが、かなり聞き取れる言葉が多いように思います。
細かく聞いていると、「あー、こう言うんだ」という表現もいろいろあると思います。
例えば
・誕生日を聞かれて「四月十九」(号は付けないんだ)
・・・もっといろいろありましたが忘れました。
(思い出したら追記していきます)
・双木的林
そして、何より、ストーリーが素直に感動できる。
途中で主人公二人が共に変化を起こします。そして二人の関係に変化が生まれます。
分かりやすい流れと言えばそうですが、切なさを感じることができると思います。
最後の結末は、「えっ」という驚きがあります。
本当に、見た人みんなが大切に思える映画ではないかと思います。
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だからこそ、ちょっと怒りを表したいと思います。
今日の観客数は5人でした。土曜日の夜に5人!
台湾映画は決してメジャー路線ではないと思いますし、頑張ってもどうしようもないこともあるとは思います。
しかし、努力のかけらもないのではないか。
この文章の先頭に張ったリンク先が公式サイト、見てみると、1年前の情報か?という古さです。
今吉祥寺で上映しているという情報はそう簡単にたどり着けません。
たどり着くページはこちらです。
https://www.cocomaru.net/
私が見に行った11月25日も、今これを書いている11月26日も、スケジュールが2か所に書いてあって、それぞれの時間が合っていません。11月26日なんか、片方は予定がないことになっているので、このページだけ見てたら怖くて行こうと思えません。
映画の仕組みはよくわかっていませんが、配給会社が一社に決まっていて、他の会社が勝手に上映できないのならば、配給会社が全力でサポートすべきではないでしょうか。わざわざ売れないようにするために放置しているような気すらします。
良い映画だけに、何とかしてほしいと切に願います。