読了したのはだいぶ前ですが・・・。

中国的工場カイゼン記 (日経ものづくりの本) 中国的工場カイゼン記 (日経ものづくりの本)
遠藤 健治

コンサルタントが足でかせいだ中国の「工場」事情 中国人をやる気にさせる人材マネジメント 「中国で生産する」成功への手順―何を押さえておかなければならないか 価格競争なきものづくり (日経ものづくりの本) (日経ものづくりの本) ものづくりの教科書 強い工場のしくみ (日経ものづくりの本)
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知恵をいろいろ。

解析依頼書

納品物に問題があった時には、返品されてくるわけですが、その際に「解析依頼書」が来る場合がある。そしてそこには、予想される問題原因が書かれていることがある。
単にダメというだけではなく、問題解決の速度向上や、今後の成長のためにも良い取り組みなのでは、と思います。

不良をグラフで管理する

通常「グラフを描け」と言われたら下記のものを描くと決まっているそうです。と言い切れるのがすごいと思いまして。
・不良の要因を数値の大きい順に並べた棒グラフ
・それらの累積値による折れ線グラフとを合わせたパレート図
・製品の管理状態を折れ線グラフで示した管理図

スーパーライン構想

これは著者オリジナルの発想だと思いますが、スーパーライン構想というものが面白いと思いました。すなわち、旧製品をメンテ用に小ロットで作るラインは日々の作業量も不安定で面白くない仕事だった。しかし、各部門のエリートを集めて手当ても与え、高い生産性で仕事を終わらせ、空き時間は他の仕事を手伝わせる。
ソフトウェア開発で言うと、納品後の障害対応等が近い気がしますが、それをスーパーラインで対応するようにすれば、通常のプロジェクトが旧プロジェクトの障害対応で遅れたりすることもなく、利益にならない仕事をだらだら続けることもなくなり、よい効果が出るのでは、と思いました。

以上、なかなか面白い本です。