Microsoft MIX07が行われ、軽くSilverlight祭りですね。

Silverlightのサンプルとしては、こちらが面白いと思います。

で、これはScott Guthrieさんが発表したようなのですが、こちらのチームで作られたそうです。

ここからが本題ですが、このサンプルアプリは、
Bret Victorさんの Magic Ink essay
にインスピレーションを得て作られたそうです。
ちょっと長いので、読み切れていませんが、絵を眺めていくだけでも言わんとするところは伝わってくると思います。かなりお勧めですね。
ただ、こういう世界になってきたのだなと、ちょっと危機感を感じるのも事実です。
どこからどこまでという選択をする際に、プルダウンで選ぶ世界であれば、多少便利機能を付けるとしても、プログラマの世界の中で作りきれます。見た目を派手にしよう、綺麗にしようというのも、プルダウンを作っておいて、その外からの装飾で対応可能です。

しかし、地図で選択させ、さらにタイムラインを選ぶとそれも地図に表示される、そういうことは既存のプログラマの世界からははみ出してきていると思います。これまでは、デザインとロジックの分離と言いながら結局一人二役やってしまうのがほとんどですが、二役可能なレベルではなくなってきているなと思います。

そうすると、何か自分のためのアプリを作ろうという話ですら、どこから手をつけたらよいだろうという、手が出ない感があるのです。

今度こそ本当にデザイナと分業しないといけないのか、それとも今ならまだ間に合うから、UIデザイン能力を一段上に高めるのか。

高めるしかないっしょ!一段上に行くしかないっしょ!!