もう2ヶ月くらい前になると思いますが、軽井沢にスノボに行った帰り、温泉に行こうということになって、あちこちに看板の出てた温泉を目指していったのですが、途中でちょっとよさそうな所があり、ここでもいいか、と入ったら結構当たり!広い浴場と、露天風呂もあり、値段も最初目指したところより安いし、雰囲気もなかなかで、「いや~また来たいね」なんて言いながら帰ってきました。


さて、今、上司から「日経情報ストラテジー」を借りて読んでます。
特集1は「改革を成功させるファシリテーション」ということで、冒頭で取り上げられているのが星野リゾートのやり方です。社員が「自分たちが本当にこうなりたい」という像を描けるようにするための場を提供するのが星野リゾートの役割ということで、これはまさにファシリテーションだねということです。
今回のガツンと来た一言は、場作りの際に明確にすべき目標は「収益性向上」とか「売り上げ増加」とかではなく「お客様に喜んでもらえるサービスの提供」だということ、なぜならスタッフが仕事の楽しさを味わうのは自分のサービスを喜んでもらえたときであり、目標は人が基本的な性質において素直に共感できるものであるべきだから、ということ。
とかく、上からの目標は数値中心であり、自分もだんだん上の気持ちを分かろうとする気持ちが強くなっているような気がしますが、もう一度原点に返るのも必要だなと思ってます。日々の改善も、まずいところを直そうという方向が多いのは仕方がないかもしれませんが、小さな喜びを大きくするような改善もしていけるとよいなぁ(そもそも喜びを感じられているのか、という大問題を退治しないといけないかもしれませんが)。


ところで、記事の中で星野リゾートは軽井沢で旅館のようなものをやっているようなことが書いてあり、ふと「そう言えばあの温泉、星野なんとかだったっけ」と思って調べてみたら、やはり星野リゾート経営でした。
星野温泉 トンボの湯
ちょっと写真の撮り方うますぎの気もしないでもないですが、こんな雰囲気は味わえます。