「実践!!IT屋のトヨタ生産方式」読みました。
各チームで改善を進めようとする伝道師の人たちの悩みが出ている部分がいいなぁ。私も次のステージに進むところで悩み中なので「そうですよね」と話したくなります。
さて、一つのキーワードとして「平準化」ということが出てきます。
今日テレビで税金の無駄遣いの番組をやっていて、家族とは笑いながら見ていましたが、結構本気で頭にくる内容です。
これは何かというと、一つの平準化ができていない例だと思うわけです。
一つ一つは予算があるからやってるわけですが、冷静にトータルで見たらそんなことやってる場合ではないはずです。
翻って、普段仕事をしていて、どうしても忙しそうにしている人と暇そうにしている人が出てきます。
もちろん、プロジェクトをうまく終わらせた人はご褒美で早く帰るのはよいです。
しかし、いつも早く帰る人と遅く帰る人が分かれていたら、それがなぜなのかちょっとその理由を見つめなおしてほしい。あるいはある時期早く帰れるようになっていて、けど他の人が忙しそうにしている時には、何かできることがないかを考えてほしい。そういう平準化ができないと、一歩離れた視点で見たときに、やってることは税金の無駄遣い同様、会社・チームのリソースの無駄遣いだと思うわけです。
・・・これではうまく伝わらないかな~。要は、あるプロジェクトが成功しても、他のプロジェクトが失敗したら、トータルでは成功ではないんですよ、平準化のツールとしてソフトウェアかんばんの意味を考えていきましょうよ、ということを税金の無駄遣いをネタに伝えられないかなと思ったわけですが。
昔から、プロジェクトごとの予算管理は大きなムダの原因だと思っているのですが、どうなんだろう。PMBOKちゃんと勉強してコスト管理とか理解すると考えも違ってくるのかな~