内井昭蔵さんのインタビューで、「世田谷方式-作品を選ぶコンペではなく建築家を選ぶという方法で、人を選んでくださった。建築家は職人のようなものですから、ここぞ、とほれ込まれたらそれにこたえない人はいないですよ」とありました。
世田谷方式というのは政策評価面で言われていることが多いようですが、ここでは世田谷区で進めている「新しい公共」という概念に基づいて、公私協働の観点で政策を進められる人を探すために行われた、という意味で話されているようです。
協働という観点は非常に重要だと思います。請け負う側でも協働できる依頼者を探すという観点で仕事をしていけると、お互いに成長でき、ひいては全体のレベルアップにつながると思うんですけどね。