同じく、宮脇檀さんと吉田あこさんの対談より。
宮脇さん曰く「住宅建築というのは、例えば施主からの要求が1000項目あるとすると、我々の頭の中で考えている部分は2万項目くらいあるんです。だから我々は、ほとんど施主の言わないことをやっていると言ってもいいわけです。」
まったくその通りですね。で、最近は自分に自信がなくなってきて、「2万項目」の仕様書を書いてテストをしなければならないのかな、と考えていたりしたのですが、やっぱり、それは違うかもしれないです。これはプロの常識として、100パーセント間違いなくできているはずのことなのですから。