By 3M from ビジョナリー・カンパニー
ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 | |
James C. Collins Jerry I. Porras 山岡 洋一
日経BP社 1995-09 |
「ともかくやってみよう」とか言いますけど、どうもたまに違和感を感じることがあって、本気で言ってないなということが感じられるからかなと。
大切なのは、手直ししてさらにそれを試してみるということ。一発やって終わりじゃないから、つらい時もあるし、ある意味時間もお金もかかる。そこまでやる気があって言わないと。続けていくのは楽じゃない。
あと、3Mでは15%ルールというものがあるということで、意味合いはgoogleの20%ルールと一緒ですけど、それも、出てきたアイデアを進化(まさにダーウィンの進化論の進化)させる組織がセットになっていないといけない。要するに「使い捨て」「リセット」「一からやり直し」をしないことが大切。カイゼンもそうですよね。
それにしてもつくづく思うのが、この手の本で書かれる計画論の柔軟性。
5月に「投資の計画」という宿題を出したままになってますが、
http://konnokiyotaka.txt-nifty.com/pgblog/2008/05/post_c30c.html
ひとつの解として、計画というのは「ともかくこれでやってみよう」と言っている状態でしかない。それをいかに手直ししていくかが大切。そんなことは分かっているからちゃんとメンテナンスしろと言われてしまうんだけど、ちょっと違うんだよなという違和感は続く・・・。(前もおんなじこと書きましたけど)
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